子育て

【もう悩まない!】トイレトレーニングの進め方②~座る&成功まで~

トイレトレーニングの進め方②アイキャッチ

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こんにちは!
保育士ママまるです♪

前回“トイレトレーニングの進め方①”をお伝えしましたが、
今回は➁~座る&成功まで~です!

トイレに慣れてきたお子さん向けの内容となります、よろしくお願い致します!

トイレに座ってみよう!

“トイレは排泄する場所だ”
“トイレは怖くない”

と理解しだしたお子さん、次は補助便座に座ってみましょう!

お子さんの姿と対応

この段階のお子さんの姿として、
便座に座るのを嫌がる
水が入っているのを怖がる

といった様子が見られる事があります。

そんな時はやはり無理をせず
見本を見せてみる
安心感を与える声かけをする
といった対応をしてみましょう!

ここで無理をすると、トイレへ行くことに抵抗を感じてしまうお子さんもいますので、長い目で見て少しずつ挑戦しましょう!

数秒でも座ってみる

座ることが出来たら、まずは数秒…慣れてきたら10秒ほど座ってみます。
「トイレに座れてかっこいいね!」
「おしっこ出るかな?」
お子さんの姿を認める声かけをしてみてください。

おむつ替えの度でなくてもいいですよ☆
一日一回でもその機会を設けて、“トイレに座る”を意識出来るようにしましょう!

排泄機能と心の関係

トイレに座ってのトイレトレーニング

トイレに座ってのトイレトレーニングを始める時期としての目安は

歩行が安定し、自分で歩いてトイレまで行ける
・大人の問いかけに意思表示できる(「はい」「うん」「いや」等)
・排尿間隔が1.5~2時間
・トイレを嫌がらずにきちんとした姿勢で座ることができる

というのがあります。
よくこのくらいの月齢で…という書かれ方をしますが、個人差が大きいので気にする必要はありません。

他にも重要なポイントがあり、開始する時には

保護者の方にも心の余裕がある
第一次反抗期(いわゆるイヤイヤ期)に入ってすぐ、情緒が安定しない時期は避ける

事をおすすめしています。
お子さん・保護者の方両方に余裕がある時に始める事ができるといいですね。

排尿間隔を調べてみましょう

排尿間隔とは“おしっこをしてから次におしっこをするまでの時間”の事です。
膀胱が発達するに従い長くなっていきます。
おむつをチェックしながら、今お子さんはどのくらいの頻度でおしっこをしているのか把握してみましょう。
午前中は2時間、お昼寝明けからは30分に一回くらい…等一人一人違いがありますので、確認してみてくださいね。

出る前に座ってみる

排尿間隔を把握したら、次のおしっこが出る前にトイレに誘ってみましょう。
タイミングが合えばトイレで成功するかもしれません☆
繰り返す中で“おしっこが出る”という感覚を知り、出た喜びを感じてトイレでの排尿へ意欲が高まっていきますよ!
まだ座っても出ず、おむつでしかしないお子さんもいますので、焦らず続けていきましょう!

布パンツ(トレーニングパンツ)への移行時期

よく「布パンツはいつから何枚くらい用意したらいいですか?」とご質問を受けます。
また、“トレーニングパンツ?”“6層?3層?”と様々な疑問がありますよね。
私のおすすめ購入方法をお伝えします!

トイレでの成功が習慣になる

先ほどご紹介したように、トイレに座りタイミングが合えば成功するようになってきたら、布パンツを用意する時期です。

まず1セット買ってみる

まず6層(なければ4層など)のトレーニングパンツを購入してみましょう!
布になったものの、おむつと同じような厚さで抵抗なく履いてくれる事が多いです。
そして、ぜひお子さんと一緒に選んでくださいね♪
“自分で選んだお気に入りの布パンツを履きたい!”と意欲が高まるというお子さんがとても多いです!

「うちの子トレーニングパンツは嫌がったけど、薄手の布パンツはすんなり履いてくれた…」なんてお声も聞かれるので、最初に数枚だけ購入し、様子を見てから買い足すようにしましょう☆

布パンツ(トレーニングパンツ)を履いてみましょう

まずは一日一回ごく短時間でもよいので布パンツを履く時間を作ってみましょう。
我が子もですが、保育園に通っていて平日なかなかそんな時間がとれない…という方は休日や家に帰ってからお風呂までなどの時間を活用されるとよいかと思います☆

最初はトイレに誘ってみる

まだ尿意を伝える事が難しいお子さんは、最初は大人が誘いかけてトイレに行きましょう。1時間ぐらいからスタートします。慣れてきたらお子さんの排尿間隔のぎりぎりまで待つようにしていきます。これを繰り返すうちに布パンツを履く、そしてトイレで排尿する事に慣れてきますよ。

失敗して学ぶ

トイレトレーニングに失敗はつきものです。失敗というよりは“経験”ですね。
“パンツが濡れて気持ち悪い…”
“布パンツはおしっこするとこうなるんだ…”

と学んでいきます。

経験というものの、大切なソファー、絨毯などでは出来たらして欲しくない…という気持ちにはなりますよね。我が家では、おむつ替えシートを子どもが座る椅子に敷いておいたり、遊ぶスペースには拭いたり取り外しやすいパズルマットを敷いて過ごしています。

「おしっこでたの?気持ち悪かったね。お着換えしようか!」
笑顔で言えるように環境を整えておくことも大切ですね☆

尿意を自分で伝える事が出来る

先述した経験を重ねる事により、
“おしっこが出そう”
“トイレに行きたいな”

という事が少しずつ分かるようになってきます。

そして、布パンツで過ごす時間も少しずつ延ばしてみましょう!

保育園・幼稚園との連携

園との連携はとても大切です。
以前、「今日から布パンツを履かせています」と突然登園時から布パンツで来られたお子さんがいました。
もちろん喜ばしい事なのですが、その子がご家庭でどのような様子なのか、理解できていないままでした。また、お子さんもご家庭で保護者の方には尿意を伝える事ができても、園では難しい…という場合もありますので、トイレトレーニングは園と相談の上で進めてくださいね☆

布パンツ(トレーニングパンツ)になることが目的ではない

ぜひお伝えしたい事は、“布パンツになる事が目的ではない”という事です。
色々なお子さんや保護者の方がいらっしゃいますが、排尿間隔があかずにトレーニングを開始してしまい、お子さんがトイレに行く事ばかりを意識して活動や遊びに集中できなかった。
という事もありました。

特に3歳クラスへの進級や幼稚園入園を控えた時期には、とても焦ってしまうお気持ちはよく理解できます。しかしその気持ちがお子さんにも伝わり、不安にさせてしまう事もあるので注意が必要です。

お昼寝&夜寝る時・うんちはどうしたらいいの?

お昼寝や朝起きた時におむつが濡れていない。
膀胱が発達してきて排尿間隔が長くなった。

といった状況になってから挑戦しましょう。日中のおむつが外れても寝るときはおむつというお子さんも沢山いらっしゃるので安心してくださいね♪

うんちはどうしたらいいの?

おしっこのトレーニングが進んでいるけど、うんちはどうしてもおむつでないとできない…という事もあります。
今までおむつで包み込まれて安心してしていた…
座ると力が入れづらく、トイレではでない…

色々なお子さんがいますよ。
お子さんの大体の排便時間が把握できていれば、その時間のみおむつにしてもいいですし、トイレに少しずつ座る練習をしてもよいでしょう。
長い目で見て習慣づくといいですね!

トイレトレーニング②まとめ

いかがでしたでしょうか。
まる流のトイレトレーニングについてお伝えしました。

焦らない
意欲を高める声かけをする
環境を整える
排尿間隔を意識する
園と連携する
布パンツになる事が全てではない

という事を意識して取り組んでみてくださいね☆
トイレトレーニングは慣れるところから考えるととても長い道のりです。
“もうやめたい…”
“本当にこの子は布パンツになれるのかしら…”

“布おむつになったけどおもらしばかり…”
そんな気持ちになることもあると思います。
たまにお休みしても大丈夫!
おもらししても大丈夫!
心に少しでも余裕をもって過ごしていきましょう☆


ご覧いただきありがとうございました🍀


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